










#男性の性の悩み:早漏・ED対策におすすめの漢方と活力茶
▷漢方による性機能改善のアプローチ:
漢方医学では、性機能の低下は五臓(肝、心、脾、肺、腎)のバランスの崩れや、体内の「気・血・水」の不調によって引き起こされるとされています。
特に、腎の機能が性機能に深く関わっており、腎虚が進行することで早漏やED(勃起不全)などの男性特有の悩みが現れます。
加えて、肝や脾の不調も原因となることがあります。
ここでは、各症状に対応した漢方薬と、それに基づくほどよい堂のオリジナルブレンド薬膳茶「活力茶」をご紹介します。
1. 腎虚による早漏・ED:
腎は生命力の源であり、「先天の本」と呼ばれる重要な臓器です。
腎が弱ると精力が減退し、老化が進みやすくなります。
早漏やEDの主な原因は、加齢、過度な労働、過剰な性交渉などによる腎虚が挙げられます。
この場合、腎を補い、滋養を与える漢方薬が推奨されます。
・主な生薬: 地黄、人参、山薬
・代表処方: 八味地黄丸、牛車腎気丸
2. 肝虚・肝実による性機能低下:
肝はストレスや精神的ショック、怒りなどによって影響を受けやすく、これが長期間続くと肝気鬱結を引き起こし、精力減退に繋がります。
ストレスはEDや早漏の大きな要因であり、肝虚・肝実の調整が重要です。
・主な生薬: 柴胡、竜骨、牡蠣
・代表処方: 柴胡加竜骨牡蠣湯、大柴胡湯、黄連解毒湯
3. 脾虚による性機能低下:
暴飲暴食やストレスで脾が弱ると、胃腸機能が低下し、津液の不足が起こります。
これにより、腎虚が進行し、性機能低下に繋がることがあります。
この場合、まずは脾虚を改善し、津液を補うことが大切です。
・主な生薬: 人参、乾姜、黄連、黄柏
・代表処方: 補中益気湯、人参湯、六君子湯
#活力茶レシピ:
以下の漢方素材を使った活力茶は、性機能改善に加え、疲労回復や精力増進にも効果的です。
日常的に取り入れることで、体力と精力の強化をサポートします。
1. 黄精(おうせい):
黄精は滋養強壮に優れた効果があり、疲労回復や精力増進を助けます。
江戸時代には民間薬として広く用いられ、小林一茶も愛用していた記録が残っています。
一茶は、52歳から65歳の間に亡くなるまでの12年間で3人の妻を迎え、5人の子を授かりましたが、その精力絶倫の秘訣は黄精酒にあったのかもしれません。
2. 玉竹(ぎょくちく):
潤いを与える力が強く、乾燥による咳や疲労衰弱に効果的です。
性機能の向上に加えて、美容効果も期待できる万能な生薬です。
3. 枸杞葉(くこよう):
枸杞葉は高血圧や動脈硬化の予防にも役立ち、精力減退にも効果があります。
煎じた液で髪を洗うことで抜け毛を防ぐ効果もあります。
4. エゾウコギ(五加皮):
エゾウコギは強壮・強精効果があり、特に下半身の疲労回復や免疫力向上に効果があります。
リウマチや足腰の疲労、陰痿(インポテンツ)にも対応します。
5. 毛人参:
毛人参は気虚(気の不足)によるさまざまな症状の改善に用いられる代表的な生薬であり、特に脾気不足や肺気虚に対して効果的です。
気の不足が固摂作用を減退させることによって、泌尿生殖器系の異常(性機能減退、インポテンツ、早漏)を引き起こすことがあります。
これらの症状は、副交感神経系の機能低下とも関連していると考えられています。
---原材料---
黄精、玉竹、枸杞葉(くこよう)、エゾウコギ(五加皮)、毛人参
---内容量---
75g
---作り方---
▶お湯淹れの場合
約3g(軽く大さじ1杯)をティーポットに淹れ、沸騰から一呼吸おいたらお湯(95〜98℃)を300ml注ぎ入れフタをして5分蒸らします。
▶煮出しの場合(より濃く抽出します)
約3g(軽く大さじ1杯)と水500mlを煮出し鍋に入れ火にかけます。
沸騰後、中火におとし5~10分間煮出します。
※お湯の量や蒸らし時間はお好みで調節してください
---注意事項---
開封後は早めにお飲みください